グッズの洗い方・しまい方・手放し方——買ったあとの12ヶ月のために
ラブグッズ・プレジャーアイテムの洗浄、乾燥、保管場所、電池の扱い、そして処分の方法まで。買う前の情報はあふれているのに、家に来たあとのことは誰も書いていないので、ここにまとめます。
グッズの「買う前」の情報は世の中にあふれています。ところが「家に来たあと」——洗い方、乾かし方、しまう場所、電池、そして手放し方——になると、まともな情報がほとんどありません。実際、処分方法を検索すると上位に出てくるのは不用品回収業者ばかりです。
家に置いてある期間は、買う瞬間よりずっと長い。この記事はその期間のための整備マニュアルです。
洗う——使用の前後、水と中性洗剤で
シリコーン製品の代表格であるirohaの公式ガイドが基準として使いやすいので、それに沿って整理します。
- 基本は水かぬるま湯で洗えば十分。汚れが気になるときは中性洗剤(ハンドソープなど)を使う
- 洗うのは使用後だけでなく使用前も。保管中のほこりを落とすため
- 熱湯・煮沸は避ける。消毒のつもりでも、変形・変色の原因になります(iroha公式FAQ)
- アルコール・ベンジン・シンナーなどの溶剤は不可。過度なアルコール除菌はシリコーンを傷める原因になると公式ガイドにも明記されています。「除菌=より清潔」という直感が、ここでは素材を壊す方向に働きます
防水等級は製品によって違います。丸洗いできるかどうかは、自分の製品の説明書きで確認してください(「本体丸洗い可」の表記がない製品は、布で拭く方式が安全側です)。
乾かす——洗浄より事故が多い工程
洗って濡れたまましまうと、湿気がこもります。完全に乾かしてからしまうが原則です。タオルで水気を取ったあと、直射日光の当たらない場所で自然乾燥。日光は殺菌のイメージがありますが、素材の劣化・変色の方向に働くので当てないでください。
しまう——「隠す」と「保管する」を両立させる
iroha公式ガイドの保管の要点は、ポーチやケースに入れて、直射日光を避けて常温で。これは素材保護の話ですが、同居人がいる場合のプライバシーの要件とそのまま両立します。
- 買ったときの箱や付属ポーチがあれば、それが最適解です(サイズが合っていて遮光できる)
- ない場合は、不透明の巾着や小さめのポーチで代用できます。他のシリコーン製品と直接触れた状態で長期保管しないのが無難です(素材同士の影響を避けるため)
- 場所は、引き出しの奥・クローゼットの収納ケースなど、温度変化と日光の少ない場所。バスルームや窓際は、湿気と日光の両面で不向きです
電池——入れっぱなしが一番の敵
電池式の製品は、長期間使わないときは電池を抜いて保管してください。これはグッズ固有の話ではなく、パナソニックの公式案内にある一般則です——機器に入れたまま放置すると微弱な放電が続き、消耗と液漏れの原因になります。液漏れした電池ボックスは清掃してもモーターまで傷んでいることがあり、製品の寿命がそこで決まります。
- 新しい電池と古い電池を混ぜて使わない(同・液漏れの原因)
- 電池の保管も直射日光・高温多湿を避ける。冷蔵庫での保管は結露でサビの原因になるためNG(同公式)
充電式の製品は、逆に完全放電のまま長期間放置しないのが一般則です。ときどき充電しておくと電池の劣化を抑えられます。
手放す——一番誰も書かないこと
まず前提から。モーターの入った小型機器の処分は、住んでいる自治体のルールに従うのが原則です。小型家電リサイクル法の対象品目や回収方法は市町村ごとに異なると政府広報も案内しており、「全国共通の正解」は存在しません。
その上で、実務の手順はこうなります。
- 電池を抜く(充電式内蔵の場合は自治体の案内を確認。リチウムイオン電池はそのまま可燃・不燃に混ぜると発火の恐れがあるため、電池の分別が必要と案内されています)
- 自治体のサイトで「小型家電」「不燃ごみ」の区分を確認する。ハンディサイズのモーター内蔵機器は、小型家電回収ボックスか不燃ごみ区分になるのが一般的です
- 見た目が気になる場合は、不透明の袋に入れて出せば十分です。ごみとして扱われる段階で中身が問題になることはありません。回収業者に費用を払う必要も、特別な処理も、後ろめたさもいりません
処分をためらって押し入れに何年も置いておくより、電池を抜いて普通のごみ分別で手放すほうが、安全面でもプライバシー面でも合理的です。
買う前の比較は潤滑剤の記事などで扱っています。この記事は使い始めてからの疑問が増えるたびに更新していきます。